新時代のスポーツカーとしてデビューしたCR-Zも
発売から5年が経過、TYPEONEに入庫が増えてきました。
こちらのディープサファイアブルー・パールのCR-Zは「日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念」の限定SPモデル、
オーナー様「何だかクラッチペダルが重いんだよね~」とのご相談、、
試乗すると確かにペダルが重く、戻りも悪い、クラッチの遊びがチョット少ない、それにアイドルでレリーズ音もしてますね。HYBRID車の高電圧配線は要注意、先ず後部バッテリーBOXにあるブレーカーをOFFにして、
メカは耐電グローブを装備して安全に作業します、整備環境も床が濡れてるとキケンです。レリーズベアリンング付近をチェックすると距離64000kmだと普通の磨耗感、
赤矢印のレリーズベアリング摺動部分はダストとグリスが混ざり手で動かすと渋くなってます。
クラッチペダルが重くなっていたのはコレが原因ですね。クラッチを外したフライホイルをチェックすると焼けやキズ、歪みはありませんでした、でもね、、
Newのクラッチを組む前にディスクフェースは荒らして初期のなじみを良くしましょうね。普通は磨耗するクラッチディスクのみ交換しますが、
レリーズベアリンング、クラッチディスク、カバー、レリーズフォーク全て交換、
セットで交換がフィーリングUPにつながります!
CR-Z クラッチキットミッションケースも載せる前にキレイにお掃除! あ、ノックピンも忘れず新品に交換ね、、今回は、メンテナンス+チューニングでビックスロットルとインテークチャンバーも取り付けました。
VENTULI BIG THROTTLE BODY写真の赤矢印の部分と緑矢印の部分、形状が違うでしょう。
赤い方が「Fit用」のチャンバーで大容量、中高速域での出力向上が見込めます。
ビックスロットルと容量アップのチャンバーをセットで交換、パワーアップで気持ち良い加速が味わえますよ~。
INTAKE CHAMBER RED作業後はクラッチペダルが軽くスムーズになりました、当然ですけど(笑)
お隣のレースカーに付いているチャンバーは色違い品です。
INTAKE CHAMBER YELLOW作業の最後は確認の試乗。
電子スロットルの制御系反応や低速域から高速域までを実際に走らせることで、
リフト上では捕らえきれない微妙な感覚をチェックして完了します!
ぜひ貴方もスムースで気持ち良いドライブフィールをTYPEONEのサービスで実体感して下さい。
私達はHonda車の機能を最大に、ご負担は最小に、そんなサービスをトータルでご提案させて頂きます。
今回の作業費用は以下の通りでした。
↓
部品代 ¥96,120
工賃 ¥69,120
総額 ¥165,240(税込)
ありがとうございました。
Posted by Jomoto