走行10万km、でも着手前に試乗してみるとサーキット走行が多い固体なので
距離から想定するより各部の傷みが多い予感がする、そんな車両でした。
K型系のクラッチ交換作業の場合はまずサブフレームをASSYで降ろして、
降ろした旧ミッションのクラッチハウジング内を撮影記録、汚れ方としては標準的でした。
レリーズベアリング周辺はこんな感じですw
赤→のスレーブシリンダーとレリーズフォーク接触面は磨耗が進んでいますね。
レリーズベアリングを押すレリーズフォークの先端摺動面も同様に磨耗しています。
ダストブーツも切れて飛んでました、人もブーツも切れちゃ~駄目よ。
クラッチカバーの作動面は熱で荒れ、赤→のリベツト部にガタがありました。
フライホイルを取り外して裏側にある赤→のクランクオイルシールからのリークはありませんでした。
ブロック後面を洗って、、青→部を点検、、
青部にあるこのカラーはミッションのメインシャフトを支持して振れ止めしています。
通常はパイロットベアリングですがK型はカラー方式です。
写真左側が新品、右は磨耗していて引き抜くと変形していました。
再びフライホイル、カバーを組みつけます。
注文はホンダパーツバンクにね。
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FD2フライホイル K型クラッチキット
赤〇がクラッチマスター、 青〇がクラッチスレーブシリンダー
注文はホンダパーツバンクにね。
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CIVIC FD2-R クラッチマスターシリンダー キット
赤→はクラッチホース
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CLUTCH SLAVE HOSE
エンジンマウントKit
注文はホンダパーツバンクにね。
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FD2-R エンジンマウントセット
トランスミッションASSY
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TRANSMISSION OVERHAUL
続編は「FD2のリビルト②」でレポします。
Posted by 吉澤