赤→がIMAシステム不良のコーションです。
点灯したら診断機につなぎ車体と通信して原因を特定します。
これがHonda車専用の電子制御診断画面です。
バッテリーはリアハッチを開けた床下のアルミ製コンテナ内にレイアウトされています。
IMAシステムの全体重量は約50kg、ECUやファンなど周辺の機器もASSYで一体で取り出します。
作業は感電防止専用グローブを使いながら慎重に進めます。
ジャンクション制御パネルを分解して、、
マニュアルに従い各部の値を測定します。
システム冷却用ファンをASSYで取り外すと青〇印のバッテリーセルが見えてきますね、
セルの一部だけ良品を集めて組み立て直す安価な再生法もありますが、
品質保証からバッテリー全体をすべて新品交換するのが最善でお勧めです。
新品バッテリーはこんな梱包状態で入庫します。
IMAシステム専用の作業マニュアルの一部、
作業は超高電圧特有の特性があり作業スペースの床の状態や作業靴にも気を使います。
乾いた床に防電マットを置いてその上に乗り作業します。
バッテリーにジャクションボード、ファンなどを組んで元のスペースに戻します。
作業後は再びシステム診断して完成、さすが新品バッテリーですね、ファーストアイドルでグングン充電します。
隠れ名車の「初代インサイト」フィールがスッキリしながらも深~い走りの「味わい」は
他に比べようがありません、実にHondaらしい、クルマ好きにはたまらない1台ですね。
バッテリーの新品交換は部品代が¥226,800円、作業工賃は¥33,600円、
総額で260、400円でした。
Posted by 吉澤